中学に進学する前の準備は何をしたらいいの?

数学の予習をするぞ!と張り切っていませんか?

でもちょっとまって下さい。数学の予習よりも優先すべきことがありますよ。

東大卒講師歴20年の管理人がアドバイスをします。

歴史を学習する小学生の保護者の方へ

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数学の特徴

小学生の算数ではプラスの数しか扱いませんでしたが、中学校の数学ではマイナスの数も扱います。

小学校の算数では小数計算を頻繁に行いましたが、中学数学では小数は分数に直して計算するので、分数計算が重要になります。

小学校の算数では3.14の筆算が面倒くさくて大変でしたが、中学校の数学では3.14の筆算はしなくてもよくなります

小学生の算数では「□を使った計算」がありましたね。中学生の数学では□を「x」にした式「方程式」でほとんどすべての問題を解きます

数学は、多くの小学生の想像よりもはるかに「簡単」です。

ほぼ全ての問題が結局「方程式」になるので、方程式が出来れば問題は解けてしまいます。

数学の予習

中学校の数学は「正負の数」→「文字式」→「方程式の解き方」→「方程式の文章問題」→…と進みます。

学校の先生は「一番できない生徒」に合わせている「つもり」で丁寧に迂遠で退屈な解法を教えがちです。

熱心な先生だと手取り足取りその解き方を強制されることがあります。

予習して「分かっている」生徒ほど、ギャップで調子が狂ってしまうのです。

「正負の計算」まで予習した状態というのが一番危険で、予習してできるようになっても学校の授業でリセットされることが多いです。

「予習して出来るようになっているから、数学の授業では皆より出来る」→(学校の先生のゆっくり指導でリセット)→「予習してたのに先生の言う通り出来ない。数学よく分からない。もうアカン」というパターンです。

予習をするなら

➀「方程式の文章題」まで頑張って予習する
②そこまで予習できない生徒さん(=算数が得意でないかやる気がない生徒さん)は学校では先生に合わせて1から始めるつもりでいる

というのがオススメです。

まずは復習を

このように、中学校入学時の予習というのは意外と難しいのです。

中学数学には「慣れる」程度にしておいて、小学校の算数のうち、中学数学でも重要になる事柄を完璧にしておく方がコスパは高いです。

おすすめの教材を記事の下で紹介していますが、表紙デザインなど全体の雰囲気で「やりたい」と思える教材なら(最初の一冊は)何でも構いません。

○○のほうが大事

それは「学習」に入りません

数学と同様、英語の予習も大事です。

小学校でも英会話を聞いたり話したりしていますが、スペルを教わっていないので、英語学習は「未経験」だと思って下さい

その意味では算数の延長である数学の予習よりも英語の予習のほうが優先です。

予習の手順

できれば2月にローマ字での読み書き(卓球の試合で優勝した→Takkyu no siai de yusho shita.)を完璧にできるようにしておきましょう。

下に示す教材は書く練習がしやすく、ローマ字表もあるのでオススメです。

「ローマ字の読み書き」が出来たら、後は好きな問題集やメディアを使って構いません。

オススメ教材

爽茶そうちゃ
記事を参考に十分な準備をしておきましょう。

春休みを迎える小学生と保護者様へ
新学期の勉強でつまづかないように、この春休みに一年分の復習をしておきましょう!一冊で複数科目の復習ができる問題集が手軽で良いですね。

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